

写真提供:Rumiさん
作品解説・ストーリー
第38回アカデミー賞 作品賞、監督賞、編曲賞、音響賞、編集賞 受賞
1964年製作、アメリカ映画、カラー作品、70mm、176分
20世紀FOX作品、アージャイル・エンタープライズ製作
全米公開:1965年3月2日、日本公開:1965年6月26日
全米興行収入:1億6400万ドル、日本配給収入:14億円
解 説
- 1959年、ニューヨークで初演を迎えたブロードウェイ・ミュージカル「サウンド・オブ・ミューック」。延べ1500回近いロングランを続けたこの舞台は、1965年、「ウェスト・サイド物語」でオスカーを受賞したロバート・ワイズ監督の手により映画化された。音楽は、「王様と私」「南太平洋」など数々のヒット曲を手がけてきたロジャース&ハマースタイン。公演翌年、ハマースタイン氏が死去した事により、これが最後のミュージカルとなった。
- 物語は、第2時大戦中、ナチス占領下のオーストリアで、歌と家族愛で人々を励まし続けてきたトラップ・ファミリーの実話。
- 監督は、「ウェスト・サイド物語」に引き続き2度目のオスカーを受賞した ロバート・ワイズ。その他、「ウェスト・サイド物語」のコンビを組んだアーネスト・リーマンが脚色、「エデンの東」のテッド・マッコードが美しいザルツブルグの町並みと壮大なアルプスの山々を映し出した。
- 主人公マリアには、「メリー・ポピンズ」でアカデミー賞に輝く ジュリー・アンドリュース。厳格な父親フォン・トラップ大佐には、「女優志願」「王になろうとした男」の クリストファー・プラマー。また、オーディションで選ばれた7人の子供たちの新鮮な演技が映画に花を咲かせている。
ストーリー
- オーストリア、ザルツブルグ郊外。尼僧として修行中のマリアは、いつも修道院を抜け出しては近くの山で歌を歌っていた。修道院長は、そんな彼女にもっと広い世界を見せるため、妻を亡くし男手一つで7人の子供たちを育てているフォン・トラップ大佐の家に家庭教師として派遣する。
- しかし、彼女が訪れた家は、軍隊を退役した厳格な父親と、そんな父親に反発している悪戯好きな7人の子供たちだった。なんとか、トラップ・ファミリーと仲良くしようと努力するマリアだったが、生まれた環境の違う彼女にとって、全てが初めての体験だった。ある激しい嵐の夜、怖がる子供たちに歌を歌った事から、彼女は新しい家族として迎えられるようになった。
- 子供たちに歌を教え、町へと繰り出すマリアに反論するトラップ大佐だったが、子供たちの美しい歌声を耳にして、今までの自分のやり方が間違っていた事を悟る。次第に、トラップ大佐に心を引かれていくマリアは、自分の気持ちを告げる事なく、家族のもとを静かに立ち去る。
- 修道院に戻って来た彼女を見て、修道院長は、もう一度、トラップ家に戻り、真意を確かめるように言う。再びトラップ家に戻った彼女を見て、大佐の心もようやく動かされた。そして、二人は結婚。懐かしの修道院で華やかな式を挙げる二人だが、幸せも束の間、ナチスがオーストリアを併合してしまう。反ナチス派の大佐に対し、軍は召集令状を突きつけてきた。
- 愛する子供たちのため、そして自分たちの幸せを逃がさないため、遂に、二人は国境越えを決意すのるだが...。